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June 29, 2008

蟹工船

080628_220701 おとといの朝NHKニュースで,小林多喜二の「蟹工船」が特集されていた。
 歴史の教科書だったか,国語だったかで「プロレタリア文学」なるものを習った気がしたが,読んだことはなかった。
 フタバ図書で平積みになっていたので,買って,2日で読んだ。
 今読むと純然たる文学作品だが,当時はマルクス・レーニン主義の思想書に近かったのかも。

 売れ筋の新刊小説やビジネス書など「読みやすい本」を好んで読む自分からすれば,正直「読みにくい」ところが,逆に新鮮。

 確かに,生活保護と給料の逆転現象だの,派遣労働だの,雇用不安だのと問題が噴出している今だからこそ,「使用されている人達よ立ち上がれ」的な作品が受けるのだろう。でも,困ったり嘆いている人はとても多いけど,怒っている人って余りいない気がする。武士道的と言うか。
 かくいう自分も使用されている側の人間で,不満はあるのだが。

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